「お客様は神様です」といった言葉がありますが、サービス業に従事する方にとってはその言葉を疑わざる出来事に遭遇することも少なくないのではないでしょうか。最近になり、とある女性客が大型スーパーでパンを選んでいたとのことですが…？
それはカナダでの出来事。バンクーバーのとある大型スーパーにて超迷惑な客が現れたことで批判の声が相次いでいます。それは女性客がパンを選んでいた際、膝が汚れるのが嫌で、なんと売り物のパンを下に敷き選んでいます。さらに女性客は下に敷いたパンをそのまま放置して去っていったようです。
どうやら「自分だけがいい」と考え、このような行動に出たのではないか、と思いますが、それだけではなく、子ども用おもちゃのコーナーで、まるで自分の家であるかのように売り物を散らかし、またりんごが並べられているコーナーの上に座っては休んでいる…という客もいるという始末。
このように、食べ物および売り物のおもちゃを粗末にする客がいるというのは実に腹立たしいですが、このような行為に走る人間はもはや客でもなんでもなく、むしろ店側が賠償責任を要求してもいいレベルだと思えます。このような悪質な行為は世界共通なのかもしれません。
残念ながら日本でもこのような行為に走る方もいますが、特に現在はコロナ禍の影響でスーパーに売られている品物をめぐり無理難題を押し付けてくる、いわばクレーマーのような存在も増えているというので、客として人間としてのモラルを持ってほしいところですね。
このように、スーパーの利用客の行き過ぎた行為に店員はもちろんのこと、周りの客も迷惑をしているという今回の件ですが、こう考えると「お客様は神様です」といった言葉が全ての状況では正しいとはいえないでしょう。そもそも大人になってなぜ食べ物を粗末にするとダメなことくらい分からないのか呆れて物も言えませんね。
