イラクの湿地帯に自分の舟を置きっぱなしに…いつも読者を「困惑」させるノンフィクション作家が「またやった」!
2023/09/17

日本の作家高野秀行さんの著書『イラク水滸伝』は、実在のイラクの湿地帯を舞台に奇人やアウトローたちが活躍する物語です。高野さんの作品は読者を困惑させる面白さがありますが、この本でも期待を超える内容でした。現地への準備や安全面での懸念が読者を困惑させるものの、最終的には高野さんらしい着地点に辿り着きます。さらに、シェイフ・ヤマダこと山田隊長のイラストと注釈が現場をより具体的にイメージさせてくれます。この本を読んで、多くの学びを得ることができました。

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