高校生の時、人通りの多い通りを歩いていた時に目撃した事件の話。
70歳くらいのお爺さんが4、5人のDQNに絡まれてるのを見かけてしばらく立ち止まって様子を伺っていた。
DQNたちはおじいさんがぶつかったことに腹を立ててしつこく攻め立てていた様子。
「ごめんよ、すまなかったねぇ」
と、お爺さんは平謝りしていたが、DQNは許さず
「土下座せんかい！」
調子に乗ってまくしたててた。
するとお爺さんはDQNたちの言う通りに土下座して謝り・・・
「これでいいかね？いやあすまなかった、すまなかった」
とずっと低姿勢。
流石にやりすぎだと足を止めてみていた人全てが思っていたと思う。
これでも終わらないようなら止めに入ろう、と思った瞬間、俺の後ろから割って入ってきたのは50歳くらいのイカツイおじさん！
「会長！大丈夫ですか？しっかりしてください！」
そのおじさんの風貌と声でお爺さんがただならぬ立場の人だと悟ったDQNたちの顔は一気にこわばった。
「お前らなにさらしとんのじゃコラァ！！」
とおじさんがドスの効いた声で怒鳴りつけるとDQNたちは涙目になり、オロオロしだした。
この後どうなるかと思っているとおじいさんは笑顔で
「いいって、いいって。まだ若いんだから」
と言っておじさんを制してそのまま去っていってしまった。DQNはしばらくその場で動けなくなっていた。
・その筋の人だったのかね？多分それはないよな
・地元では住民と上手くやっていかないと反対運動とか起るから彼等も大変なんじゃね？
・こんなのばかりじゃないぞ。神戸大学院生リンチ殺人事件とか怖いぞ？
・これだけじゃヤ●ザかどうかはわからんな
