京都市中京区の「民族楽器コイズミ」は、世界中から集められた多様な楽器が並び、異文化への興味を喚起している。店長の小泉雅喜さんは、このような種類の楽器を揃えている店は全国的にも珍しいと語る。店は1948年に開業し、現在は100種類以上の民族楽器を取り扱っている。小泉さんは、個性の異なる楽器が多いため、対面販売を重視して接客し、インターネット販売も行っている。さらに、珍しい楽器の教室も展開しており、モンゴルの馬頭琴やインドのタブラ、オーストラリアのディジュリドゥなどが学べるという。小泉さんは、「民族楽器を通じて異文化への興味を広めていきたい」と話している。