12月26日、井上尚弥選はWBCWBO王者として史上2人目となる2階級目のベルト統一を目指し、WBAスーパーIBF王者のマーロンタパス選と歴史的な一戦を繰り広げました。この試合で井上選は2階級での主要4団体王座の統一に成功し、プロ戦績を26戦での日本男子の世界戦連記録を21に更新しました。
タパス戦の相、パレス選はスピードのある攻撃とパンチの数の多いサウスポーで、ベイサンアントニオで11勝無敗の強打を誇っていました。彼はアンダードッグではないとされる戦前予想を覆し、相に悪夢を与える存在となりました。過去に50試合以上の戦績を持ち、16歳でプロデビューし、主戦場はミニマム級からライトフライ級へと上がりました。
井上尚弥選は史上2人目となる2階級での主要4団体王座統一を果たしましたが、次戦の相には全WBAスーパーIBF世界同級王者であるエフ選か、WBCスーパーバンタム級1位のルイスネリ選が浮上しています。井上選は次なる戦いに向けて準備を進めており、ネリとの戦いが来年5月に予定されている可能性も高いとされています。注目の戦いが日本で行われるかどうか、今後の展開が非常に興味深いです。