クロネコヤマトが、宅急便などの運賃を平均約10%値上げすることを発表した。同社は、エネルギー価格や原材料価格、労働力不足による賃金上昇などが理由であると説明している。これまで物流に必要なコストを吸収するために様々な取り組みを行ってきたが、その状況が極めて難しいことを示した。同社は今後、年度ごとに運賃を見直し、サービス提供を維持・強化していく方針であるとしている。一方で、利用者からは「いい判断だと思う」という声もある一方で、配達員の労働環境についての問題点が指摘されている。