落とし主現れぬ「1万円」2男児が寄付
先日の昼、別府市内の小学3年生の男児2人が別府署にやってきた。 学校の友達だという2人は、昨年末にスーパーの駐車場で一万円札を拾い、近くの交番に届けていた。 それから3カ月が経過し、落とし主が現れなかったため、受け取りにきたという。
女性署員が手続きを済ませて手渡すと・・・
2人は一万円札を会計課の窓口に置いてあった東日本大震災の募金箱に入れた。震災で苦しんでいる人の事を考え、寄付しようと決めていたという。「ありがとう。2人の思いはきっと被災地に届くと思いますよ」と署員。