小学2年くらいの男の子が、100円玉を持って天下一品に入ってきました。彼は北海道に引っ越す前に、自分が大好きなラーメンを食べたかったのです。店員は100円では無理だと言いましたが、その子はあきらめきれずにいました。そこで心優しい店長さんが、「100円分のラーメンを食べて、ちょっと手伝ってくれたらいいよ」と、子供に声をかけました。子供はラーメンを食べ、スープも飲んで、お腹いっぱいになりました。そして、店長さんは彼に持ち帰り用のラーメン12食をプレゼントしました。子供は感激して、京都に戻って来たら必ず来ると言って帰って行きました。店長さんとお客さんが笑顔で話す姿は、人間の良さが感じられて素晴らしい光景でした。
