台風15号が2019年9月8日夜から9日朝にかけて関東地方を通過した影響で、首都圏の鉄道には大きな混乱が生じた。大幅なダイヤの乱れに通勤・通学客からは悲鳴が相次いでいたが、計画運休から運転を再開したJR南武線のとある列車に乗車していた客からは、また違った悲鳴があがった。車内から異臭がする、排泄している人がいる――そんな絶望的ともいえる報告が噴出したのだ。9日朝9時頃の投稿である。こうした報告や悲鳴は大きく拡散され、ツイッターには「南武線ヤバイ」「川崎駅で処理された」「デマなのでは」といった声がこだました。